■■家族信託・相続■■

家族信託と成年後見制度・・①

   成年後見制度というのは

   被後見人(意思能力の衰えや無い人)のために

   後見人が財産管理などの法律行為を行うことですから

   あくまで「本人のため」という視点は絶対的です。

   したがって、本人にとって

   メリットのない行為や、本人の財産を減らす行為は

   基本的に認められていません。

   一方、本人の気持ちとして「相続人のために

   できることはやっておきたい」という想いが

   あったとしても、その想いを前提とした行為は

   成年後見制度には「なじまない」もの

   となってしまいます。

   よって、後見を受ける本人のメリットだけを考えた行為

   例えば、病院や介護施設で治療等のサービスを受ける

   などは成年後見制度を活用し、同時に将来の相続を

   見据えた契約行為(一族が望む生前贈与や借入をして

   アパート等を建てるという相続対策などは

   家族信託を活用するといった両制度の有利な点を

   活かした使い分けが必要になります。

   つづく