仏壇と財産
新年早々に重たいタイトルですが
悩んでいる方には年末年始は関係ありません
ことさらここ沖縄では盆正月になると
タイトルに書いた悩みが浮き上がってきます
そのような悩みを抱えている方は高齢の方が多いですが
70代後半以上の方々
常に仰るのが、旧民法時代の家督相続と現行の民法
仏壇を継ぐのは長男の義務だと考える親
一方、財産は平等に分けるものとの認識の子
子にもそれぞれ家庭があり
そこには様々な意見や考え方の違いがあります
日頃から親子、兄弟で話し合い
問題を共有して信頼関係を築いていれば
突発的な問題が発生しても
解決できる場合も多いですが
進学、就職で県外の生活が長いなど
日頃のコミニュケーションが少ない場合など
問題の共有ができておらず
風習や習慣
また価値観の違いが
同じ屋根の下で生活し育ったはずが
30年、40年の長い年月が
修復困難な関係になってしまう
現実に起こっていることです
ひとつの原因は
話し合いの場がもたれていないこと
プライドや意地もあるでしょう
あるいは考え方を変える必要もあるかと思います
長男以外が継ぐとういう選択肢
男女関係なく
継ぐということは
労力だけでなくお金も必要です
継ぐその代だけでなく
何代も続いていくのですから
相応の財産も承継しなければ
難儀だけ押し付けて
なんてことになりかねません
時々、このような話を聞きます
難しい問題ですが
日頃から話し合いの場をもち
元気なうちに生前会議の場を
もつことをお勧めします
一番の理由は
親の想いが伝わることです。