■■社長の不動産コンサルティング・ブログ■■

敷金と原状回復について

2020年4月の民法改正に伴い

不動産に関連する事を書いています

今回は敷金と修繕についてです

退去時の原状回復については

ガイドラインが認知されたことにより

貸主からの過剰な修繕要求は

だいぶ少なくなってきており

不動産協会への苦情も減ってきているようです

さて、現在は敷金の取り扱いについて

同じ日本でも、地域により違いがあります

敷引きと言って

賃料等の遅れも無く、期間満了により

賃貸契約を解除する際

敷金から一定の金額を差し引くことを

契約の特約の中に盛り込み

敷金から控除することがあります

それを敷引きと言って

20%~50%くらい差し引くことがあります

入居時に20万の敷金を預けると

退去時に4万から10万円は

返ってこないことになります

これは昔からの慣習で、

礼金などもその流れだと思われます

今ほど、消費者保護という概念が無い時代

大家の立場が優位な時代の産物です

本来、敷金とは

借主が負う賃料等の担保として預かるもので

敷引等は原則ダメだという事になるのでしょう

また、原状回復については

経年による劣化は借主は責任を負わない

普通に生活をしているなかでの

室内の汚れやキズ

次の入居者の為の修繕は貸主が負担し

借主の故意や過失

喫煙によるヤニや

不注意により雨水が進入して

クロスが剥がれたり

床からカビが発生した

ペット臭、キズ等や

引越でできたキズなどは

借主が弁償する事になります

但し、契約時に特約で

費用を明確に説明し

借主の承諾を得ている場合など

一定の条件の下

畳の表替えやハウスクリーニング代は

認められる場合もあります

細かい範囲は

ネットで

現状回復に関するガイドラインで検索すれば

細かく書かれていますので

こちらをご覧ください ⇒ 原状回復ガイドライン