家が建てられない土地
建物を建てる場合
建築基準法で言う道路に
2メートル以上接道していなければ建築できません
海も見え人気の校区内に位置しています
今まで家が建てられないと言われ放置していたようです
そこで相談に見えられたのですが
過去の経緯を聞き取り
どうしたいのかを尋ねると
売却したいけど
家が建てられない土地なんて売れるのかしら・・・
現地を確認し調査してみますとお預かりすることになりました
翌日、現地へ行ってみると
敷地の北と東側は築40年以上は経過する家屋
現在の建築基準法適用前に作られたものです
しかし、近くに築10年にも満たいない家があり
ふと、
この家の接道はどこなんだろう・・・?
早速役所へ調査
違法建築物の取引を抑止するため
役所では確認申請時の概要書の閲覧及び
公文書である概要書の写の交付を求めることができます
やはり建築基準法上の道路に接道していません
新しい家はどのように基準をクリアして建てられたのか
概要書をよく見ていると
空地幅5メートルと書かれ
法43条第1項許可と書かれています
但し書き道路と呼ばれるものです。
長くなりましたので続きは明日