終わり良ければ
底地+借地権= 所有権
先日ブログにも書いた借地権売買
地主さんが借地上の建物を買い
下(底地)と建物(借地権)が一人の完全な所有権に
不動産としての建物評価はほぼゼロ
値段は借地権の価格と捉えてよいでしょう
その基準となる借地権割合は税務署が相続税を算出する際の指標として
公表しているのですが、実際の取引においては参考程度で
どうしても低く抑えられる傾向にあるようです
しかし、その時々、事案により同程度か若干上回る場合もありえるでしょう
普通、目に見えない権利を金額にして
両者に納得してもらうのは容易ではありません
今回は地主、借地人
両者とも解決したいという共通の思いがあったことが
急転直下の合意に至ったわけです
契約の際、ひと悶着あるかと構えてましたが
余計な悩みでした
両者とも長年の不満やうっぷんを表すことなく
真摯な対応をして頂いたことも
仲介業者として大きな喜びの一つです
最後はグチの一つも言いたくなるもの
それを表に出すのと
胸の内でぐっと堪えるのとでは大違いです
前回も書きましたが
売買の取引額として私が扱った金額では最少額の案件ですが
気分的にはは高額物件を扱ったような充実感です。
終わりよければ・・・!
ですね。。