■■社長の不動産コンサルティング・ブログ■■

意思確認

NHKの番組でも放送してましたが

身内のいない患者の延命治療

いま全国の病院で大きな課題のようです

延命を望むか望まないか

意思表示ができる時に確認できれば問題ないのでしょうけど

呼びかけにも応じない患者の気持ちは分かりません

私たちの仕事でも同じようなことがあります

過去に2回ほど本人の意思が確認できず

売買ができなかったことがあります

所有者の近い身内からの依頼

不動産を売りたいとの相談があり

価格も決まり売り出すことになりました

しかし所有者の意思確認ができていません

そうすると公正証書で作成した遺言があると言うのです

確かに法的には常に相続人となる立場なんですが

まだ相続は発生しておらず効力は生じていません

これでは売ることはできませんと言うと

病院で会わせてくれるというので司法書士に同行してもらいました

詳細は割愛しましすが

とてもじゃないけれど意思表示ができる状態ではありません

ほどなくして遺言に基づき

相続した相談者が売主として売却することができました

このケースも遺言がなければ

相続人同士で揉めた可能性が高かったと思います

やはり何らかの形で自分の気持ちを伝える

少なくとも残された周りの人達に重荷を負わさない

延命もそうですが

弱い立場にある嫁さんを悪者にしないためにも

延命は望まないと遺言すれば

それが本人の意思なのですから。